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「子育てのまち」流山、豊かな自然、そしてラグビー

 千葉県流山市は「都心から一番近い森のまち」をコンセプトに成長を続けています。126の自治体を対象とした「首都圏伸びる街ランキング」(別冊「週間ダイヤモンド」、2018年)では5位。千葉県の自治体としては堂々の1位でした。2020年7月創立の流山ラグビークラブも、流山市とともに伸びていけたらと思います。多くの人を引き付ける地元の魅力を紹介します。


「伸びる」と評価される最大の要因は人口増です。流山市によると、市の人口は2011年から約3万人増加しています。特に目立つのは30~40歳代の人口増加です。いわゆる子育て世代が流山市に転入しているということです。

2005年に「つくばエクスプレス」が開通し、都心からおよそ25分のおおたかの森駅周辺の開発が始まりました。交通の便と豊かな緑の共存する流山市が力を入れたのは、子育て支援です。市外に通勤する保護者の負担軽減のため、駅に送迎保育ステーションを設けるなど、支援システムを確立。2017年には「流山市子育てにやさしいまちづくり条例」を成立させ、子育てのまちであることを市内外に宣言しました。


また都市化が進む一方で緑豊かな魅力をなくさないよう、市は住宅地に緑化基準を設け「おおたかの森」の自然の維持に努めています。流山ラグビークラブが活動場とする、おおたかの森小学校のすぐ隣には、チーム名GREAT HAWKSの名の由来となったオオタカが生息する市野谷の森があり、樹齢100年を超すシラカシの大樹がそびえ立っています。

豊かな自然と交通の便を背景に、「子育てにやさしいまちづくり」を掲げる流山市をホームとすることができた幸運を感謝すると同時に、流山ラグビークラブが流山市の魅力の一つでありたいと常に考えています。


(江戸川大学マスコミ学科、高野晃平)


週刊ダイヤモンド「首都圏伸びる街ランキング」

流山市公式サイト「人口増加」

つくばエクスプレス公式サイト「つくばエクスプレスの概要」

流山市公式サイト「シラカシの巨樹の根を保護」

流山ラグビークラブが活動するおおたかの森小学校の隣は、オオタカが生息する市野谷の森。

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